
Buongiorno a tutti!
みなさん、週末はどう過ごされますか?
どこかにお出かけの際に、ふらっと足を運べるところ、そんなストックがあると、計画の幅も広がりますね。
今日はイタリアにゆかりのある二つの場所を紹介します。
栃木県日光市 イタリア大使館別荘記念公園
明治中ごろから昭和初期にかけての中禅寺湖は、各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、国際避暑地として発展しました。
園内の建物は、昭和3年イタリア大使館の夏季別荘として建造され、平成9年まで歴代の大使が使用していたものを当時の設計図をもとに復元し、皆様にご利用いただける展示館として公開しています。
湖畔に建てられたこの別荘は内装外装ともにスギの皮で装飾された、静かで趣のある建物です。
テラスは中禅寺湖に面し、桟橋からは男体山が望める、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間です。
日光へご旅行の際にぜひ。
営業時間 開園期間:
4月1日~11月30日
開館時間(本邸及び歴史館の利用)
4~6月、9~11月:午前9時から午後4時
7~8月:午前9時から午後5時
[HP] http://www.nikko-kankou.org/spot/117/
東京都港区 イタリア公園
「日本におけるイタリア2001年」を記念し、同国から寄贈された、面積3,660.02平方メートルの街区公園です。
本格的なイタリア式庭園の外観と、イタリア製の彫刻、噴水が特徴で、汐留イタリア街に隣接し、汐留地区に美しい景観をつくる空間の一つになっています。
公園の東西は、首都高速都心環状線とモノレールに、南北は高層ビルに囲われた、大都会の中のオアシスです。 公園全体のデザインは、イタリア人の設計による、トスカーナ・ルネッサンス様式のイタリア式庭園となっています。
14世紀から16世紀にかけて、イタリア郊外で発達したイタリア式庭園は、丘の中腹にある隠れ家のような敷地の中に、軸線(ビスタ)を通し、左右対称に構成し、人工物を配置することで、訪れる人々の目を楽しませるものです。
園内に12体の彫刻が全体に置かれています。
これらは、ピエトロサンタ市のマエストロ達により製作された本場イタリアの彫刻です。
「冬」「春」「夏」「秋」「イタリアンヴィーナス」「恥じらい」「目覚め」「ミロのヴィーナス」「夢」「カノーヴァのヴィーナス」「ばらの香り」をテーマとした11体と、噴水にある彫刻、「泉」です。
賑やかな東京の風景に突如現れたイタリアの庭園に、心和まされることでしょう。
[HP] http://www.shiba-italia-park.jp/italy/