
Buonasera a tutti!
「映画で旅するイタリア~日本初公開作と巡る6ヶ月~」の第6作『フィルムがない!』の紹介です。
映画で旅するイタリアもいよいよ6作目となりました。最後の作品は、なんと実名で映画製作者たちが出演し、本人を演じるというものです。若き日のエウジェニオ監督たちが映画製作の現実と理想の間で四苦八苦する姿をユーモアを交えて描いた傑作です。
ローマの零細映画製作会社「ボッチャ・フィルム」には製作費がまったくなく、あるのはいくばくかのフィルムのみ。そんな現状を打破する傑作短編を撮ろう と、リーダーのファビオは、古き良きリアリズムの傾倒者マッシモ、ハリウッドにご執心のエウジェニオと共に、荒れ狂う創作の海へ泥舟で漕ぎ出してゆく。現 在ではイタリア映画界の屋台骨として活躍する製作陣が実名で出演したカルト・コメディー。“映画で旅するイタリア~日本初公開作と巡る6ヶ月~” より引用
『フィルムがない!』Il caricatore(1996年/イタリア/モノクロ/95分)
関東初公開
監督:エウジェニオ・カプッチョ
渋谷アップリンク7月26日(日)開場15:15上映15:30
※上映終了後トークショーあり
詳細:www.uplink.co.jp/event/2015/35370